コンパイラの使用法

DOSプロンプトで動作します。
コマンドは以下の通り。
> jbc [options] file
optionsには今のところ -d のみ使用可能です。
これは.prsファイルにbisonのパース結果が出力されます。
どうしてもsyntax errorが発生してしまう場合は.prsファイルとjbcparse.outputと照らし合わせて解析することができます。
(ただ、構文解析とbisonの知識が無いと無理ですが・・・)

コンパイル時には必ずrtclass.classをjbc.exeと同じディレクトリに置いてください。
jbc.exeはコンパイル時rtclass.classを参照します。

fileにはコンパイルするテキストファイル名を入れてください。
ただし、このファイル名から拡張子を抜き、以下の拡張子をつけたファイルを生成するので、この拡張子をつけたファイルを利用しないようにしてください。
例えば、サンプルのコードは以下のようにしてコンパイルできます。
jbc -d array.dat
jbc -d sort.dat
jbc -d array.dat
それ以外には、エラー情報が標準出力に表示されます。
エラー情報はあまり親切ではありません。
特に構文解析。
表示される行番号と*.prsを頼りにjbcparse.outputと格闘してとしか言えないです・・・
うまく行ったときは"Success!"と表示されます。

作成したclassファイルの使用法

クラス名はコンパイル時のファイル名から拡張子を抜いたものになります。
大文字小文字もコンパイル時のものに依存するので注意してください。

あとはJavaの利用できる環境で
> java classname [args]
で利用できます。
例えば、上のsort.datをコンパイルして利用する場合は
> java sort aiueo test prog
の様にします。
クラス名sort以降の引数aiueo、test、progがmain関数に送られます。

実行時は、rtclass.classが同じディレクトリにある必要があります。